日焼け止め化粧品について

紫外線のお肌への影響は、肌老化だけに止まらず、皮膚ガンの原因になることも解明されています。

 

美容、健康のためにも、わたしたちは紫外線からからだを守る必要があります。

 

紫外線のこと、日焼け止め化粧品のことをよく知ったうえで、紫外線対策に上手に活用していきたいですね。

 

 

日焼けや乾燥のようにすぐに肌にダメージとしてあらわれるもの。

 

そして、シミ、シワのように時間の経過とともにあらわれるものがあります。

 

日々、浴びている紫外線によるダメージは、少しずつ蓄積されていき、許容量を超えたときに

表面化されるということ。

 

 

つまり、わたしたちが人生でこれまで浴びてきた紫外線は、すべてお肌に貯金をされているわけです。

 

 

現在のお肌へのダメージは、これまでの紫外線の影響・・・。

 

これ以上、今後の未来の肌のためにも紫外線貯金を増やすわけにはいきませんよね!

 

 

このグラフは、環境省がマニュアルで日本の場所別、月別の紫外線量を示したグラフで、南にいくほど紫外線量が多くなり、札幌と那覇では約1.5倍ほどの差があります。

 

それから、5月から9月にかけて紫外線量が特に多くなっていることがわかります。

 

紫外線は、夏だけのイメージがありますが、その前から注意していないといけないことがわかります。

 

6月には、すでに真夏と同じくらいの紫外線対策が必要になってきます。

 

 

紫外線とは?

太陽光線のうち、約50%は可視光線で、約45%が赤外線。

 

 

そして、約5%が紫外線ということになります。

 

 

普段、わたしたちが「暑い!」と感じるのは赤外線によるものです。

 

 

さらに、「まぶしい!」と感じるのは可視光線によるもの。

 

 

 

つまり、紫外線は「暑い!」とも「まぶしい!」とも感じないため、浴びている実感がないということになります。

 

 

 

可視光線、紫外線、赤外線は、波長によって分けられています。

 

 

赤、橙、黄、緑、青、青紫、紫

 

 

普段は、白色にみえる太陽光が、空気中の微細な水滴の神秘により、分光されてみえることがあります。

 

 

これが虹ですよね。

 

 

 

しかし、これはわたしたち人間が目でみることができる可視光線にすぎません。

 

 

赤色の外側の波長は“赤外線”と呼ばれ、紫色の外側の波長は“紫外線”と呼ばれます。

 

 

紫外線は、400ナノメートル以下の波長。

 

赤外線は、800ナノメートル以上の波長です。

 

 

 

さらに紫外線は、A波、B波、C波にわけられます。

 

地上に届いているのは、A波、B波をされています。

 

紫外線A波は、315~400ナノメートルの波長のもの。

 

紫外線B波は、280~315ナノメートルの波長のものになります。

 

 

紫外線B波は、紫外線A波よりエネルギーが強く、強い日やけを引き起こすことから、日焼け止め化粧品は紫外線B波を防ぐ化粧品がまず開発されました。

 

 

しかし、近年紫外線A波がお肌の光老化や光発ガンに関わることが解明されてきました。

 

そのことから、紫外線A波、B波の両方を防ぐ、日焼け止め化粧品が主流になりました。

 

 

かつては赤ちゃんの健康に不可欠とされてきた「日光浴」ですが、1998年に母子手帳から日光浴を推奨する文章が消得ています。

 

 

浴びている実感は無くてもガラスさえも通過してくる紫外線から守るすべを持っておきたいですね。

 

 

 

SPF、PAってなに?

日焼け止め化粧品には、SPFPAの両方が表示されていますよね。

 

 

まず、日やけ止め化粧品に記載されているSPF値。

 

 

 

例えば、SPF30の記載されている日焼け止め化粧品の場合は、、、

 

日焼けするまでの時間(20分)×3010時間

 

10時間は日やけをしない!?

 

さらにSPF50なら、16時間日やけしない!?

 

 

このように、考えてしまわれるかもしれません。

 

 

SPF値を算出は、人による紫外線照射試験結果で測定されたものです。

 

 

しかし、これはお肌に1平方センチメートルに対し、2ミリグラムを塗布した結果です。

 

 

1平方センチメートルに対し、2ミリグラム??

 

 

これでは、どのくらいの塗布量なのかあまりピンとこないですよね…。

 

 

ほとんどの方は、この試験量の4分の1程度の使用量だといわれています。

 

 

数値は、あくまでも目安に過ぎません。

 

 

それに顔にこってりと白くなるくらいには日やけ止めクリームを塗りたくないものですよね。

 

 

それでも、実際にはお肌への塗布量が少ないとSPF値が50の日やけ止め化粧品であっても、SPF値が20にも10にもなってしまいます。

 

 

また、実際の生活において紫外線を浴びるときは汗もかきますし、塗布量も異なります。

 

 

そして、もうひとつ日焼け止め化粧品に記載されているのがPA値。

 

これは、Protection Grade of UVAの略でUV-A防御指数のことになります。

 

この文字の後についている「+」の数が防御の高さを表示しています。

 

 

この表示は、日本化粧品工業会が定めているUV-Aを防ぐ効果を表した表記方法。

 

PFAProtection Factor ofUVA)という紫外線A派を防止する効果の指標であり、これによって+の数が決められています。

 

PA+:UV-A防御効果がある。(PFA2以上4未満)

 

PA++: UVA防御効果がかなりある。(PFA4以上8未満)

 

PA+++:UV-A防御効果が非常にある。(PFA8以上16未満)

 

PA++++: UV-A防御効果が極めて高い。(PFA16以上)

 

日焼け止め化粧品の紫外線防止効果の目安としてくださいね。

 

紫外線は上からだけでなく、下からも浴びています!

紫外線は、ガラスも通り抜けてくるので、窓の近くにいてもお肌が焼けてしまうのは知られていますが…。

 

紫外線は、上部からだけでなく、下部からも浴びていることを意識されているでしょうか?

 

 

コンクリートの反射率は、1〜2%。

 

 

芝生の反射率は、5〜6%。

 

 

乾燥した砂などの反射率は、15〜20%。

 

 

雪の反射率は、80〜95%。

 

 

そして、海などの水面の反射率は、幅広く10〜100%。

 

 

とくに、水が多く含まれる環境は、反射率も高くなります。

 

 

紫外線量が少ない冬であっても、ゲレンデでは反射率が高いため、ダブル攻撃により雪焼けをしてしまうということ。

 

 

日常生活も、レジャーも楽しめなくなるほど、紫外線防御に躍起になることはないとは思いますが…。

 

紫外線は、肌老化の原因となるため防御することも大切なスキンケアです。

 

少なくとも2倍の紫外線を受ける環境が想定されるときなどには、紫外線対策も頭に入れておきたいですね。

 

 

紫外線吸収剤とは?

紫外線吸収剤が完全に配合されていないことをノンケミカルやケミカルフリーともいわれています。

 

酸化チタンや酸化亜鉛など、無機物だけで紫外線防御力が高い化粧品をつくりあげるには、分散の技術力が必要になります。

 

 

しかし、高い分散の技術力がなくても紫外線防御力を高くする方法もあります。

 

 

それが、紫外線吸収剤を配合することです。

 

ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル

 

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル

 

t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

 

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

 

オキシベンゾン-3

 

 

これらの名称で記載されている成分が、主な紫外線吸収剤になります。

 

 

市販の紫外線防御力の高い化粧品やジェル状の日焼け止め化粧品の多くには、紫外線吸収剤が配合されています。

 

確かに紫外線吸収剤は、化粧品に配合しやすいように化学的に開発された優れた原料です。

 

 

しかし、紫外線吸収剤には、デメリットが2点あります。

 

 

ひとつは、紫外線吸収剤は、紫外線を吸収すると分解されてしまい紫外線カット効果がなくなってしまうこと。

 

紫外線吸収剤は紫外線を吸収すると、その光のエネルギーを熱エネルギーに変換して外部に放出する性質があります。

 

その熱エネルギーがお肌を乾燥させたり、お肌に刺激になることが懸念されています。

 

もちろん、紫外線吸収剤が配合された化粧品でもお肌に問題がない方であればご使用されてもいいかと思いますが、お肌の弱い方やエイジングケアには、紫外線吸収剤が配合されていないものをおすすめしています。

 

紫外線吸収剤配合の化粧品、ハワイ州で販売禁止!?

2018年、4月末

ハワイ州でサンゴに有害とされている紫外線吸収剤配合化粧品の販売などを禁止する法案が可決されたようです。

 

法案が成立すれば、アメリカでは初めての措置だそうです。

 

 

内容は、オキシベンゾンとオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)が配合された日焼け止め化粧品を医師の処方箋なしで販売することを禁止するといったもの。

 

 

日焼け止め化粧品に紫外線吸収剤として配合されているオキシベンゾンとオクチノキサートなどが海水浴客の遊泳、あるいは排水処理場からの排水を通じて海水に流れ込み、サンゴが白化現象をひきおこす原因となっていることが調査で確認できたそうです。

 

 

以前から、紫外線吸収剤の一部は、配合上限も決められており、環境ホルモンの影響もあるといわれている成分でもあります。

 

日本の多くの高SPF、PAの日焼け止め化粧品には、紫外線吸収剤が配合されています。

 

ほとんどといっても、いいかもしれません。

 

お肌も、環境も大切に守る日焼け止め化粧品をお選びいただきたいですね。

ウォータープルーフとは?

化粧品技術のひとつである油と水を混ぜ合わせる“乳化技術”。

 

この乳化技術には、大きく分けて2つの方法があります。

 

 

ひとつは、O/W型(Oil in Water型)といわれるもの。

 

水の中に油分が分散している状態の乳化になります。

 

お肌に塗布するとみずみずしい感触で、ジェル、乳液、クリームに多用されている技術です。

 

 

もうひとつは、W/O型(Water  in Oil型)といわれるもの。

 

油の中に水が分散している状態の乳化になります。

 

お肌に塗布するとややべとつく感触ですが水や汗で流れにくいのが特徴の技術です。

*日本化粧品工業連合会図面

 

ウォータープルーフの化粧品は、W/O型ということになります。
ウォータープルーフの日焼け止め化粧品は、頻繁に塗り直しをしなくても効果が持続しやすいということになります。

 

ただ、お肌への密着度が高く水や汗で落ちにくいことは、塗布しているときだけでなく、洗い落すときにもお肌に負担がかかっていることを意味します。

 

 

塗布量で、普段の生活とシーンによって、上手く使い分けられるようにする方がお肌への負担は軽減できます。

 

日焼け止め化粧品をうまく活用すれば、光老化をある程度防ぐことができます。

 

記載されている数値を過信してはいけませんが、塗布量とウォータープルーフ力で紫外線防止効果にできるだけムラがないようにしている技術といえますね。

 

日焼け止め化粧品が衣類に付着した時の対処方法

日焼け止め化粧品って、衣類に付着してしまうことってないでしょうか?

 

 

 

 

ファンデーションのように色がついていなくても、それが黄色くなってシミになってしまったり。

 

 

うっかり、塩素系の漂白剤を使用してしまいますと、その部分がピンク色になってしまう場合もあります。

 

 

 

そんな日焼け止め化粧品が、衣類に付着してしまったときの対処方法をいくつかご紹介させていただきますね。

 

 

ただし、水洗い可能な衣類が対象となります。

 

 

 

メイクアップ化粧品と同じく、日焼け止め化粧品も油性の汚れです。

 

 

ですので、液体洗剤の原液を汚れの部分につけて15分ほど放置をします。

 

 

その後に衣類を傷めないように軽く揉み洗いします。

 

 

 

そして、通常通り洗濯をされて、日焼け止め化粧品が付着した部分をご確認してみてください。

 

 

もし、ピンク色に変色している場合もこれは付着した日焼け止め化粧品の色が変わっているだけですので同様にご対応くださいね。

 

 

次に、日焼け止め化粧品が付着していることに気づかず、すでにシミになってしまった場合の対処方法です。

 

 

 

これも、口紅が衣類に付着したときの対処方法と同様なのですが、、、

 

 

お手持ちのクレンジングオイルと台所用の中性洗剤を50対50で混ぜたものを使います。

 

 

 

まずは、クレンジングオイルと中性洗剤を混ぜ合わせたものを衣類に付着した日焼け止め化粧品の油分を浮かすように
衣類を傷めないように揉み洗いします。

 

 

 

もし、これらの2つの方法を繰り返しされても汚れが落ちないときには…。

 

 

 

衣類のシミ抜きでされているようにベンジンを使う方法があります。

 

 

日焼け止め化粧品でシミになった部分に捨てても構わないようなタオルをあて、、、

 

 

 

綿棒にベンジンを染み込ませシミの部分にベンジンを塗っていきます。

 

 

ベンジンを塗り終えると、タオルにシミを移していくように揉みます。

 

 

 

その後は、衣類からベンジンを揮発させるために自然乾燥させて様子をみるようにしてください。

 

 

 

日焼け止め化粧品は、お肌の隅々まで入念に塗れば塗るほど、衣類の首の後ろや襟元に付着してしまったりするものですよね…。

 

 

ファンデーションや口紅が衣類に付着したときと同じ方法ですので、ご存知の方もおられるかもしれませんが、ひとつでもご参考になれば幸いです。

 

 

ついうっかり日焼けした時の対策は?

肌老化の約7割は、日焼けが原因の光老化だといわれます。

 

長い期間、お肌を焼いてこられた人とそうでない人。

 

年齢を重ねるにともないその差は歴然にあらわれてきます。

 

 

一見、真夏の小麦色にこんがりと焼けた肌は、健康的でカッコイイかもしれませんが、それはほんのひとときのこと…。

 

紫外線を浴び続けることは、お肌にとって大きな負担を与え続けることになります。

 

紫外線を浴びたことは、無かったことにはできません・・・。

 

貯金箱に小銭を貯めていくように、紫外線によるダメージは蓄積されていき、長い年月の後にシミやシワとなってあらわれ、キメは粗く、ザラザラとした感じになってきます。

 

 

その影響は、お肌の表面だけでなく肌内部にも、深いシワ、たるみになってあらわれてきます。

 

太ももの内側、腕の内側の皮膚とお顔や手の甲の皮膚を比較すれば、紫外線を浴び続けた肌とそうでないお肌を簡単に比較することができますね。

 

 

紫外線対策は最も効果的なエイジングケアであるということ。

 

うなじ、首筋、サンダル焼けなど。

 

ついうっかり紫外線対策を忘れて日焼けをしてしまった・・・。

 

 

そんなときには日焼けをしたからと決して諦めないでくださいね。

 

 

お肌の日焼けをしてから3日間が大事です!

 

 

消炎成分と保湿成分の配合された化粧品をいつもの3倍くらいの量を目安に塗布します。

 

日焼け後の2、3日が肌の炎症がMAXになるうえ、メラニンがつくられる期間。

 

お肌が乾燥すると塗り直しを繰り返し、保湿成分を与え続け、炎症を抑え代謝力を向上させるケアを早急に。

 

 

炎症は早くおさまり、お肌の皮がむけることもメラニンの生成を抑え、シミになることもかなり防ぐこともできます。

 

日焼けをしたその夜からすぐにUVアフターケアをおこなうようにしてくださいね。

 

 

 

エイジングケア専用化粧品メーカー株式会社ピギーバックスの化粧品技術者、大川明伸(はるのぶ)です。

株式会社ピギーバックスでは、代表取締役、化粧品開発、そして製造販売元として総括製造販売責任者をしております。

インターネットや化粧品講座では、化粧品がいらない肌に導く化学者として、化粧品の中味のこと、化粧品の選び方、使い方などをお伝えしています。

大川明伸の詳しいプロフィールはこちら

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